あなたは苦しみを忘れ、 あなたのこれを覚えることは、 流れ去った水のようになる。
それゆえ、地にあって おのれのために祝福を求める者は、 真実の神によっておのれの祝福を求め、 地にあって誓う者は、真実の神をさして誓う。 さきの悩みは忘れられて、 わが目から隠れうせるからである。
女が子を産む場合には、その時がきたというので、不安を感じる。しかし、子を産んでしまえば、もはやその苦しみをおぼえてはいない。ひとりの人がこの世に生れた、という喜びがあるためである。
このような人は自分の生きる日のことを多く思わない。神は喜びをもって彼の心を満たされるからである。
「このことはわたしにはノアの時のようだ。 わたしはノアの洪水を、 再び地にあふれさせないと誓ったが、 そのように、わたしは再びあなたを怒らない、 再びあなたを責めないと誓った。
恐れてはならない。 あなたは恥じることがない。 あわてふためいてはならない。 あなたは、はずかしめられることがない。 あなたは若い時の恥を忘れ、 寡婦であった時のはずかしめを、 再び思い出すことがない。
彼らは飲んで自分の貧乏を忘れ、 その悩みをもはや思い出さない。
あなたの光は暗くされ、 あなたは見ることができない。 大水はあなたをおおうであろう。
わが兄弟たちは谷川のように、 過ぎ去る出水のように欺く。
ヨセフは長子の名をマナセと名づけて言った、「神がわたしにすべての苦難と父の家のすべての事を忘れさせられた」。
わたしがあなたがたと立てるこの契約により、すべて肉なる者は、もはや洪水によって滅ぼされることはなく、また地を滅ぼす洪水は、再び起らないであろう」。